セレッソ大阪の尹晶煥監督(44)が、17年前の雪辱に意欲を燃やした。30日のホーム川崎F戦に向けて29日に大阪市内で練習後、囲み取材に応じた。

 00年5月27日、当時の第1ステージで優勝がかかっていたC大阪は、川崎FにVゴールで敗れて横浜に優勝をさらわれた。

 当時、C大阪の主力だった尹晶煥監督は「衝撃的だった。優勝できると思っていたのにできなかった。負けたので、いい思い出になっていない」と振り返る。

 監督としてC大阪を率い、初めて“因縁の相手”を迎える。「(当時とは)メンバーも違うし、意識していない。最善を尽くして頑張りたい」と自然体を貫いた。