アウェーのベガルタ仙台がFWクリスランの2試合ぶりのゴールなど後半に3点を集め、リーグ戦5試合ぶりとなる今季4勝目を挙げた。

 ホームの清水エスパルスは前半25分、FW鄭大世がFKで直接ゴールを狙うが、わずかに枠をとらえられなかった。仙台は同33分、MF梁がつないで最後はFWクリスランがシュートを放つが、清水GK六反がセーブ。前半は0-0で折り返した。

 後半10分、仙台はMF三田がペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。これをFWクリスランが決めて先制した。さらに同22分、左クロスから再びクリスランが決めて2点目。その7分後には、DF菅井も続いた。

 反撃に出たい清水はFWチアゴ・アウベス、FWデューク、MF村田を投入。試合終了間際には、立て続けにCKを獲得したが、決定的なチャンスを作れなかった。清水は完封負けを喫し、今季ホーム初勝利を挙げることができなかった。