U-20(20歳以下)W杯韓国大会(5月20日開幕)に飛び級での出場を目指す、FC東京U-23FW久保建英(15)がアウェーでの長野戦にフル出場した。

 2トップの一角に入ってキックオフ。ボールを持つと複数のDFにプレスを受けながら、うまくいなしてボールをさばいた。得点のチャンスは後半27分。カウンターから味方のパスを敵陣のやや左寄りで受けると、ドリブルで中央付近へ。利き足でない右足でライナー性のミドルシュートを放ったが、GKの正面に飛んではじかれた。

 U-20W杯のメンバー発表(5月2日)を前にした最後の公式戦でゴールこそなかったが、元日本代表MF明神智和らが所属する長野を相手に堂々とプレーした。3日のルヴァン杯にも出場の可能性がある中でフル出場。存在感を示しつつも「目に見える結果を残したい」と自身に満足していない様子だった。