ベガルタ仙台が、FWクリスラン(25)の先制弾を含む2発で、リーグ戦5試合ぶりに勝利した。

 後半12分、MF三田啓貴(26)がペナルティーエリア内で倒されて獲得したPKを、クリスランは左足でゴール右隅に突き刺した。さらに同22分。DF永戸勝也(22)が左サイドから放ったクロスに反応。左足で振り抜き、貴重な追加点を挙げた。

 直近の公式戦5試合で5発と絶好調のクリスランは「難しい試合になることは分かっていた。チームにとって本当に大事な勝利」と喜んだ。

 同26分に足をつって途中交代したが、試合後にはサポーターの前に元気な姿を見せて、喜びを共有した。「コンディションに関しては大丈夫」と回復をアピールした。

 クリスランの活躍もあり、公式戦3試合連続3得点を達成した。渡辺晋監督(43)は「上向きになっているのはいいこと」と語った。