謝罪の気持ちは結果で示す。ベガルタ仙台は1日、ルヴァン杯大宮アルディージャ戦(3日)に向け、午後から仙台市内で練習を行った。4月30日のアウェー清水エスパルス戦の先発11人は午前中にリカバリーを終え、全体練習に参加しなかった。FW西村拓真(20)は紅白戦に主力組のシャドーと1トップで出場。その後居残りでシュート練習に臨んだが、放ったボールが石野智顕GKコーチ(40)の車に直撃する“事件”が起きた。

 同コーチによる“現場検証”が行われ、幸いなことに車に損傷はなかったようだ。西村は「謝罪の気持ちを持ちたい。大宮戦でチームの勝利に貢献すればチャラになる」と決意。結果を残すために鍵となる、同戦1トップ候補のMF野沢拓也(35)との連係について、「タクヤさんからはスルーパスが来る。ファーストタッチも他の選手と違う」と語った。