ガンバ大阪のU-20(20歳以下)日本代表MF堂安律(どうあん・りつ=18)が、公式戦4試合連続得点で首位に導く。今日5日のホーム清水エスパルス戦に勝てば鹿島を抜き、優勝した14年12月6日以来2年4カ月ぶりの首位に立つ。4日は大阪・吹田市内で非公開調整し、堂安は「首位になって気持ち良く代表にいきたい」と、U-20W杯韓国大会(20日開幕)前最後のリーグ戦に向けて士気を高めた。

 公式戦3戦4発と好調だが、満足はしていない。「もちろんゴールを目指すが、アシストもやりたい」。清水戦はU-20代表と同じ右MFで起用される可能性があり、得点だけでなくチャンスメークにも意欲を見せた。昨季、唯一先発したのが天皇杯の清水戦。「何もできなかった。だからこそあの時からどうなってるんか楽しみ」。乗りに乗っている堂安が、大暴れする舞台は整った。【小杉舞】