浦和レッズは大宮アルディージャとのさいたまダービーから連敗で、首位から陥落した。鹿島アントラーズの中盤からの素早い寄せに苦労し、パスミスが続出。持ち味である攻撃サッカーの精度が落ちた。カウンターを狙う相手に「作戦にはまってしまった。前線の動きもうしろのボール運びもダメだった」とMF興梠。決定機を作れないまま90分を終えると、満員のサポーターからブーイングが飛んだ。昨年のCS決勝第2戦から、鹿島戦3連敗。阿部主将は「リスクを負いながらでも、もっとチャレンジすることを増やさないといけない」と厳しい表情だった。

 ▼J1連続試合フル出場 浦和MF阿部が4日の鹿島戦(埼玉)で先発フル出場。13年5月11日の鹿島戦から続くJ1連続試合フル出場を137試合に伸ばした。11~15年に広島DF水本が記録した最長記録に並んだ。GKを含めると、鹿島GK曽ケ端の244試合連続が1位。