J1横浜F・マリノスは5日、横浜市内で約1時間練習を行った。3日のルヴァン杯ヴァンフォーレ甲府戦に長時間出場したメンバーは、疲労を考慮して軽めのメニューとなったが、それ以外のメンバーは7日のリーグ戦アウェー・サガン鳥栖戦に向けて実戦形式のメニューなどをこなした。

 サガン鳥栖について、エリク・モンバエルツ監督は「豊田(陽平)はやはり得点も多いし、気を付けなくてはならない。ポストプレーもできるし、センタリングに合わせて中に入ってくることも多い」と、エースFWに仕事をさせないことを、ポイントの1つに挙げた。

 チームは現在、リーグ戦2連敗中。MF斎藤学は「勝てない時期は必ずくる。この苦しみを味わって、個々でどれだけ悔しい思いを感じるかが大事」と、チームがステップアップするための通過点と前向きにとらえた。

 また、練習後は斎藤ら選手10人が、この日の練習場に隣接する日産スタジアムで行われていた「JA全農チビリンピック2017」に、サプライズゲストとして登場した。小学生と約30分、ミニゲームなどで交流。最後は参加した全選手がサイン入りのボールをスタンドに投げ入れるプレゼントも実施し、イベントを盛り上げた。