ガンバ大阪のMF堂安律(どうあん・りつ、18)が執念の同点弾を演出した。1点を追うホーム清水エスパルス戦の後半12分、堂安の絶妙なパスから最後は倉田がゴール。公式戦4試合連続得点はならなかった18歳だが、20日開幕のU-20(20歳以下)W杯へ絶好調をアピール。視察した日本代表ハリルホジッチ監督からも評価された。勝てば首位浮上だったG大阪は、1-1で引き分けて暫定3位となった。

 一瞬の好機を逃さなかった。0-1の後半12分、パスを受けたG大阪MF堂安はドリブルでぐんぐん加速。止めようとした相手DFが転んだ隙を狙い、MF倉田へパスを出した。倉田がMF井手口とのワンツーでゴールを仕留めて同点。2日にU-20日本代表メンバーに正式に選出され、初めて迎えた一戦で結果を出した。