川崎フロンターレがエースFW小林悠(29)のゴールなど、今季最多の3得点を挙げてアルビレックス新潟を下し、5戦ぶり白星を手にした。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のアウェー水原(韓国)戦(4月25日)で男性サポーター2人組が旭日旗を掲げ、5日にアジアサッカー連盟(AFC)から1年の執行猶予付きでAFC主催試合でのホーム戦1試合の無観客試合、罰金1万5000ドル(約165万円)の処分を科された川崎Fは、ホーム新潟戦で通常通り観客の手荷物検査を実施して運営に臨んだ。客席に旭日旗が掲出されることはなかった。9日のACL1次リーグ、ホーム・イースタン(香港)戦でも手荷物検査を行い、旭日旗の持ち込みを自粛するよう、理解を求めていくという。クラブの藁科(わらしな)義弘社長は近日中に、AFCに処分の理由を問う質問文書を送る意向を示している。