J1ベガルタ仙台は6日、7日のホームFC東京戦(午後2時=ユアスタ)に向け、ユアスタで調整を行った。

 東京には渡辺晋監督(43)就任1年目の14年10月以来、白星から遠ざかっており、3月15日のルヴァン杯初戦では0-6と大敗した。だが指揮官は「選手も苦手意識は持っていないはず。最初の試合で勝ったイメージが強い」と語った。

 公式戦3連勝してホームに戻ってきた。「連戦で勝って次のゲームというのは大きい」と、現在のクラブ状況に満足した。直近の出場5試合で5得点と、好調なチームを支えるFWクリスラン(25)について、「今日はフレッシュにやれていた。周りとの連係が良くなっていた。やってくれるでしょう」と期待した。

 東京のセンターバックには、日本代表DF森重と丸山がいる。指揮官も「高さも強さもある」と警戒する長身センターバック対策へ、「クリスが起点になるか、クリスのところで(相手DFの)背後を取れれば、我々の攻撃が前に向ける。そこが大きなポイントになる」と、絶好調の外国人ストライカーに期待を込めた。