4日の浦和レッズ-鹿島アントラーズ戦(埼玉)で小競り合いを起こした浦和のDF森脇良太(31)と鹿島MF小笠原満男(38)が、Jリーグの規律委員会から聴取を受けることが6日、複数の関係者の話で分かった。聴取は7日に東京都内で個別に行われ、その後に処分の有無を含めて検討される。

 問題となったのは後半33分の場面。接触プレーから両チームがもみ合いとなった際、小笠原は同僚のMFレオ・シルバに対して森脇が侮辱的発言をしたと主張した。一方、森脇は発言自体は認めたものの、つばを飛ばした小笠原に対して言ったもので、侮辱の意図はないと訴え、両者の言い分が食い違っていた。浦和は試合翌日の5日にも騒動の近くにいた複数選手へ聞き取り調査を行い、森脇の説明以上のことはなかったと報告していた。