サポーターが旭日旗を掲げたことに端を発した騒動でアジア・サッカー連盟(AFC)から執行猶予付きの無観客試合の処分を科された川崎フロンターレは、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のイースタン戦(9日・等々力)で旭日旗掲出の自粛を要請すると8日、明らかにした。

 持ち込み物検査などで問題になりそうな掲示物を見つけた場合、使用を控えるよう理解を求める。

 「旭日旗に差別的、政治的な意図はない」との主張を続けているが、韓国では会場内の混乱を招き、AFCから処分を下された経緯がある。当面はACLでの会場への持ち込みは慎重に対応する方針という。