鹿島アントラーズは9日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)ムアントン戦(10日、カシマ)に備え、茨城・鹿嶋市内で前日練習を行った。冒頭15分以外は非公開。すでに1次リーグE組2位以内の決勝トーナメント進出は決まっており、首位のムアントンに勝てば、同組1位突破が決まる。

 2月28日に行われたアウェー戦では1-2で敗れているだけに、MF土居聖真(24)は「相手も突破が決まっているので、どういうテンションでくるかは分からないけれど、僕らは勝って1位突破することを目標にするだけ。チームとしても同じ相手には負けられない」。ホームでの勝ち点3獲得に集中した。

 先発が有力なFW鈴木優磨(21)は、前回の対戦でPKを外した責任を感じているだけに「自分としてもスタメンで出たかった試合。点をとることが自分の仕事。なんとしても勝ちたい」と闘志を燃やした。