ジュビロ磐田MF中村俊輔(38)のスーパーゴールが、4月のベストゴールに選ばれた。Jリーグが12日午後に発表した。第8節(4月22日)のアウェー鹿島戦前半21分、中央から左足で放ち、ゴール右上に決めた25メートル弾で、中村俊にとっては6回目の月間ベストゴール受賞。このゴールは、年間で最も優れたゴールに与えられる「年間最優秀ゴール賞」にノミネートされた。

 <Jリーグ選考委員会による総評>

 ゴールのあらゆる魅力を表現したワールドクラスのゴール。世界のベストキーパーでも触れない蹴った瞬間に入ったことが確信できるような「ワールドクラスのゴール」と言える。スピード、美しさ、精度の高さ、ダイナミックさといった、ゴールのあらゆる魅力を表現したようなゴールだった。左利きでは打ちにくいシチュエーションでありながら、抑えを効かせてシュートが打てる中村俊輔選手ならではの技術によって生まれたゴールでもあり、アウェーの地でチームを勝利に導く流れを引き寄せたゴールとしても評価を得た。

 中村俊輔 数々の素晴らしいゴールがある中で、自分のゴールを評価して頂いたことは嬉しく思います。見ている方に楽しんで頂けるようなプレーを心掛け、Jリーグを盛り上げていけるように日々精進し、この賞に恥じないようにこれからもプレーしていきたいと思います。