J1川崎フロンターレは12日、韓国で行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の水原戦でサポーターが旭日旗を掲げた問題で処分を科された件で、アジア・サッカー連盟(AFC)に質問状を送ったことを明らかにした。

 処分の根拠を問うもので、回答の内容次第では異議申し立てなどの対応を検討する。

 AFCはアウェーサポーターによる差別的行為や行動責任の規約に抵触するとして、川崎Fに1年間の執行猶予付きでAFC主催のホーム戦1試合を無観客とするなどの処分を科した。

 川崎F側は「旭日旗には政治的、差別的な意図はない」と主張する一方、観客にはACLなどで旭日旗を持ち込まないよう呼び掛けている。