アウェーの川崎フロンターレが今季初の連勝。ホームのジュビロ磐田は5試合ぶりの黒星となった。

 立ち上がりはホームの磐田がペースを握った。前半4分、右サイドのスローインからFW川又がペナルティーエリア内で反転。左足で狙ったが、GKの正面を突いた。同6分には、DF桜内がこぼれ球にDF左足ボレーを放ったが、クロスバーを直撃した。決定機を逃すと、徐々に流れはアウェーの川崎Fに傾いた。

 すると、後半6分。FW小林のスルーパスに抜け出したFW阿部が右足でネットを揺らし、川崎Fが先制した。試合終了間際の同ロスタイムには、ゴールキックに反応した途中出場のMF長谷川が、頭で相手GKの頭上を越えるシュートで2点目を決めて勝負あり。

 磐田は、終盤の攻勢も実らず、無得点のまま試合終了の笛が鳴った。