セレッソ大阪がMF清武弘嗣(27)のヘディング弾などで大宮アルディージャに快勝し、3連勝とした。

 前半を0-0で折り返すと、後半はセレッソ大阪ががペナルティーエリア内で清武を中心にアイデアあふれるパスを駆使した攻撃を繰り広げる。同8分に大宮は守備の要で主将のDF菊地光将(31)が負傷交代のアクシデントがあった。試合が動いたのは後半18分。左コーナーキックを清武がニアサイドで頭で合わせ均衡を破った。得点の瞬間、視察した日本代表ハリルホジッチ監督の顔がほころんだ。

 後半31分には、再びCKからMF山村和也(27)が頭で合わせ追加点。同41分には、右サイドをえぐったMF関口訓充(31)のマイナスのグラウンダークロスをFW杉本健勇(24)が右足で流し込み、勝負を決めた。清武は得点の場面に「あの1本だけ来る感じがして(ニアに)入った。今、セレッソはセットプレーで点が取れているのはいい感じ」と話した。大宮アルディージャは再び最下位に転落した。