ホームのヴィッセル神戸は、FC東京に引き分け、勝ち点1を分けあった。

 試合を動かしたのは東京だった。前半14分。ペナルティーエリア内からMF永井謙佑(28)が放ったループシュートは左ポストに当たり、ネットを揺らした。

 ホームで負けられない神戸は、同19分に大森晃太郎(25)の左CKに、MFニウトン(30)が頭で合わせた。だが、ニウトンの反則でノーゴールの判定。前半を0-1で折り返した。

 1点を追う神戸の反撃は、後半18分。FW渡辺千真(30)がMFウエスクレイ(25)のパスを流し込んで、同点弾を決めた。試合終盤は互いに何度もゴール前まで攻め込んだが、決定機を生かせず、ドローとなった。