ガンバ大阪が快勝で、優勝した14年以来の首位に立った。前半33分にFW長沢駿(28)がヘディングで先制ゴール。直後の37分にはMF倉田秋(28)が右足ボレーで2点目を決め、後半ロスタイムには再び長沢が頭でたたき込んだ。

 長沢は3月5日、第2節の柏戦以来10試合ぶりのゴールとなった。「FWが(点を)取らないとチームに勢いがつかない。少しホッとしてます」。長谷川健太監督(51)も「FWが攻撃をけん引してくれたら勢いが出る」と喜んだ。ただ、首位に関しては「一番上にいるのはいいことだと思うが、まだ(リーグ戦)3分の1終わったところ」と表情を引き締めたままだった。