今季初の連勝を狙った京都サンガFCは、FC岐阜と引き分けた。

 先制は岐阜。0-0の後半17分。こぼれ球に反応したFW大本祐槻(22)がペナルティーエリア内中央のMF小野悠斗(25)へパス。小野は左足を振り抜き先制点を奪った。

 ホームの京都の反撃は、1点を追う同30分。MF小屋松知哉(22)の折り返しを、途中出場のMF伊東俊(29)がゴールに突き刺し追いついた。

 京都は同31分に、元日本代表DF田中マルクス闘莉王(36)をFWとして投入したが、追加点を奪うことは出来ず、試合終了となった。

 5度目の連勝への挑戦に失敗した京都の布部陽功監督(43)は「連勝を狙って戦ったけど…。もっと質を上げないといけない」と口元を引き締めた。