柏レイソルが今季最多の4得点で大宮アルディージャを破り、7連勝を飾った。

 1点を追う前半40分、FWクリスティアーノが左サイドから上げたクロスは相手DFに当たり、GKの手前でワンバウンド。このボールに不規則な回転がかかり、相手GKが体勢を崩してファンブルすると、裏から走り込んでいたFW伊東純也(24)が同点ゴールを決めた。

 後半14分には、伊東が右サイドから上げたクロスに、走り込んだFW武富孝介(26)が頭で押し込んで勝ち越した。武富は同19分にも、FKからFWクリスティアーノ(30)が落としたボールに飛び込み、チーム3点目も奪った。同22分にはクリスティアーノも決めた。2得点の武富は「1点目はいいボールがきた。前半の最後に追いつけたのがよかった。逆転勝ちはパワーになる」と、笑顔で振り返った。