清水エスパルスはMF白崎凌兵(24)の今季3点目で一時は同点に追いついたが、勝ち越せなかった。

 1点を追う後半5分、DF鎌田翔雅(27)の低い弾道のクロスを受けたFW鄭大世(33)がゴール前にラストパスを送り、最後は白崎が相手GKの動きを冷静に見極めてゴール右に決めた。

 しかし得点の2分後に再び失点し、同ロスタイムにも3失点目。ホームでは、今季6戦未勝利と悔しい結果が続いている。シュートは横浜の倍以上となる15本を放ちながら、1得点のみに終わった。白崎は「前半からゴールの雰囲気はあった。決めるべきところで決めれば、こういうことにはならなかった。早くホームでしっかり勝ちたい」と厳しい表情で話した。