J1ベガルタ仙台は5月31日、ルヴァン杯A組1位となり、13年以来4年ぶり4度目の準々決勝進出を決めた。

 1位通過を争っていたFC東京は同日、清水エスパルスに敗れて勝ち点12のままだった。渡辺晋監督(43)就任後、初めて準々決勝に進出した。1位通過はクラブ史上初。

 仙台は1次リーグ6戦を4勝1分け1敗、勝ち点13で終えていた。4月12日のジュビロ磐田戦でのプロ初ゴールを含む3得点のMF佐々木匠(19)ら期待の若手と、24日北海道コンサドーレ札幌戦で勝ち越し弾を決めたDF石川直樹(31)ら経験豊富な選手が融合した。渡辺監督は「チーム全体が1つになって進めている証拠」と手応えを語った。

 準々決勝はホームアンドアウェー方式。第1戦は8月30日、第2戦は9月3日に行われる。