日本サッカー協会とJリーグの将来構想委員会が10日、東京都内で開かれ、関係者によると開幕時期を夏にずらすシーズン移行についてJリーグクラブの大半が反対していることが報告された。Jリーグの村井満チェアマンから、各クラブの総意が伝えられたという。

 これまでも降雪地で冬季の試合開催が困難であることなどを理由に、Jリーグ側は慎重な姿勢を示してきた。一方、開幕時期を欧州の主要リーグに合わせることを唱えてきた日本サッカー協会の田嶋幸三会長は11日にJ1、J2、J3クラブの代表者が出席する実行委員会にそれぞれ出席し、移行のメリットなどを説明する予定。