15日のJ1浦和レッズとドルトムントとの親善試合について「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」などとツイッターで批判した上西小百合衆院議員(34)が22日、ツイッターに「くたばれレッズ!」と投稿し、再びインターネット上で物議を呼んでいる。

 上西氏はツイッターで同日、大阪の事務所に浦和レッズファンを名乗る人間が押しかけて来たと明かした。

 「大阪事務所に浦和レッズファンを名乗る人間が押しかけて来ました。たまたまテレビ取材中だったのて、何人かいたので帰らせる事ができましたが、正直なところ浦和レッズ関係者がこれを黙認するのならば私にも考えがあります」

 その上で写真週刊誌「FRIDAY」から、浦和の試合を見に行く企画があったと明らかした上で「週刊誌から“企画として”レッズの試合を観にいきませんか、と言われて断ったけれど、レッズサポーターがこの程度の低レベルなら行ってもいいと思う」と、浦和サポーターを非難するツイートをした。

 上西氏は17日にツイッターで、「政治や経済は自分の利益を重視するけれど、スポーツや文化はある意味それを超える最大の武器。ただ私は収束させる気はなく近々浦和に行く」と予告していた。また浦和サポーターに対しても「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ」などと批判的なツイートをしていた。

 さらに20日のツイートでは「先程、浦和レッズ広報部より連絡がありました。私との面会を辞退するとの事でした。理由は“わざわざお越しいただくのも大変恐縮”との事でした。勿論これが本音ではなく、面倒な仕事を持ち込むなということでしょうが、日本を代表するビッグクラブの対応だとすれば、お粗末と思います」と、浦和の広報部から面会を辞退すると連絡があったと報告し、批判。「レッズ側は上西の炎上商法に付き合う気はないという事でしょう。ただ話をしないというのは怠慢です。私がレッズサポーターと揉めて得する事はない。会社がサポーターに追い付いていないんでしょう。百年構想が五十年で実現するかもしれないビッグクラブなのに、フロントがそれなら百年かかりますね」(コメントは原文のまま)とJリーグ百年構想に引っかけて浦和を批判していた。

 上西氏のツイートに対し、「国会議員が誹謗(ひぼう)中傷するとは」などと疑問や批判のツイートが相次ぎ、午後5時半段階でツイートは約3000件、リツイートは1万3000件に及んでいる。