鹿島アントラーズの「丸刈りブーム」に、ますます拍車がかかってきた。18日、台風一過の影響で35度近くまで気温の上がった茨城・鹿嶋市内で行われた練習。FW鈴木優磨(21)とMF梅鉢貴秀(25)の2人が丸刈り姿でファン、サポーターを驚かせた。。GK曽ケ端準を筆頭に、MF小笠原満男、DFブエノ、MFレオ・シルバなど丸刈り経験者の多い鹿島だが、DF西が30歳の誕生日を機にイメージチェンジしたことで火がついた。左太もも痛で別メニュー調整中のMF遠藤康が続くと若手にも波及した。

 鈴木は約2年ぶりの丸刈り頭をなでながら「オレも『ソガさんリスペクト』です」と西の“名言”を引用した。16日のアウェー新潟戦は足首を痛めて欠場したため、20日の天皇杯4回戦浦和戦(熊谷陸)での復帰に向けて、気迫も込めた。「ケガはもう大丈夫。相手は中2日できついと思うし、どんな状況でも浦和とやるのは常にモチベーションになるし、楽しみ。ルヴァン杯で負けて、あと2冠をとる気持ちは強い」。左右2本ずつのラインを入れたのも、タイトル獲得のため? 丸刈り頭でのヘッド弾で、チームをさらに活性化するつもりだ。