ホームのヴィッセル神戸は、川崎フロンターレと引き分けて勝ち点1を分け合った。

 川崎Fは8試合負けなしで勝ち点を53に伸ばした。

 神戸は前半8分、FWルーカス・ポドルスキのクロスにMF田中順也が頭で合わせたが、川崎FのGKチョン・ソンリョンに好セーブされた。川崎Fは同19分、右サイドのMF阿部浩之からのクロスをDF谷口彰悟が頭で落とし、最後はFW小林悠が頭で合わせたが、神戸GKキム・スンギュが正面でキャッチ。ネットを揺らすことはできず、0-0で前半を折り返した。

 神戸は後半18分、ペナルティーエリア内でパスを受けたFW渡辺千真が右足を振り切ったが、右ポストに阻まれた。川崎は同27分、細かくパスをつないでペナルティーエリアに進入し、最後は右サイドのDFエウシーニョに託したが、枠を捉えることはできなかった。

 ロスタイムには川崎FのFKや、神戸MF大森晃太郎がドリブルでペナルティーエリアに進入しシュートを放つなどしたが、両者とも好機を生かせずドローに終わった。