日本代表ハリルホジッチ監督が見守る一戦で、日本代表DF植田が勝ち越し点を挙げた。

 公式戦3試合未勝利と苦しむガンバ大阪が先にチャンスをつかんだ。前半7分、GK東口のゴールキックを1トップで先発したFWファン・ウィジョが相手との競り合いに勝って抜け出すと、ペナルティーエリア内右隅からニアサイドに振り抜いたシュートがゴール右に突き刺さった。

 一方の鹿島アントラーズは前半終了間際、MF中村がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。キッカーを務めたFW金崎が相手の日本代表GK東口にはじかれてしまったが、こぼれ球をFWレアンドロが決めて追いついた。

 後半は鹿島が一方的に攻め続けるが、なかなかゴールを割ることができない。だが後半ロスタイム、右CKからDF植田が頭で押し込み勝ち越し。首位鹿島が5連勝とし、勝ち点3を積み上げた。