ベガルタ仙台はベテラン陣の活躍も光り、敵地で大勝した。順位は12位のまま。

 21試合ぶりに先発したGK関憲太郎(31)は好セーブを連発した。20試合に先発していたGKシュミットが前日練習で右足を負傷。久しぶりの出場で、見事に結果を残した。シュートを防ぎながらも、こぼれ球を押し込まれて失点したことを悔やんだ一方で、「同じミスをしないことを心がけている。そういう意味では良かった」と話した。

 後半途中出場のFW野沢拓也(36)の今季初得点が、ダメ押し弾となった。3-0の後半45分。FW西村のスルーパスに反応し、右足で突き刺した。チーム最年長は、「上位のチームに勝てたのは、チームの成長の証し。これを続けていくのが大事です」とチームの思いを代弁した。