清水エスパルスは18日、MF杉山浩太(32)が今季限りで現役を引退すると発表した。引退セレモニーは、ホーム・アイスタでの11月26日新潟戦終了後に行う。

 杉山は2003年に清水ユースから昇格。柏に2年間の期限付き移籍を経験した以外は、清水でプレーし主将も務めた。今季は、ぜんそくや度重なるケガの影響で、リーグ戦の出場は1試合にとどまっていた。

 クラブを通じ「私、杉山浩太は今シーズン限りでの引退を決意いたしました。エスパルスには、小学生5年生でサッカースクールに加入し、ジュニアユース、ユースを経て、これまで23年間お世話になりました」などとコメントした。チームは現在14位で、J1残留を争っている。「今シーズンも残り5試合となりましたが、プロになったときの気持ちをもう一度思い出して、自分自身も納得のいくシーズンで終えられるよう、最後までチームの力になりたいと思います」とした。