上海上港は1点が遠く、初の決勝進出はならなかった。

 フッキ、オスカルらの攻撃陣は連係が悪く、セットプレーやミドルシュート以外で効果的にゴールへ迫れなかった。ビラスボアス監督は「浦和はわれわれにボールを持たせてくれたが、スペースを消して守った。彼らの戦術が機能した」と敗因を分析した。

 昨季は初出場で8強入りし、今季は中国勢で唯一ベスト4まで勝ち残った。指揮官は「一歩前進したが、今季の一つの目標だった決勝に進めなくて悲しい」と話した。