Jリーグが来季のJ1で金曜日のナイトゲーム開催を視野に入れていることが14日、分かった。都内で開かれた実行委員会で村井満チェアマン(58)が、各実行委員に「先日、ロンドンでDAZN(ダ・ゾーン)のトップの方とお会いした際に、来シーズンからJ1に限り、各節ごとに金曜開催を必ず1試合は入れてくれるように要請がありました」と説明し、意見を求めた。入場者数が減るため、反対意見が多く挙がったが、10年契約で約2100億円の放送権料を支払うDAZNの要請を軽視もできず、来季から部分的にスタートする可能性が高い。

 また、日本協会の田嶋幸三会長(59)も出席し、22-23年シーズンから開幕時期を現行の春から秋に移行したいと訴えた。実行委員の8割が反対しており、Jリーグは21日の理事会を経て「移行不可能」の最終結論を出すとみられる。