ガンバ大阪長谷川健太監督(52)が、最後のホーム戦となる札幌戦(26日)で高い攻撃力を見せる。

 22日は大阪・吹田市内で実戦形式の練習。前節の川崎F戦ではシュート1本に終わったが、指揮官は「ホーム最終戦では少しでも選手に気持ち良くなってもらいたい。選手にとっては攻撃が一番のエネルギー」と、攻めの姿勢を貫くことを示した。

 今季限りで退任する指揮官にとっても本拠地の試合はラスト。これまで守備力の向上に尽力し「攻撃=ガンバというイメージと5年間戦ってきた」と話すが「最後は少しでもガンバのイメージに近づいて終われれば。打ち合って打ち勝つ試合ができれば」。現在リーグ戦でクラブワーストタイの8試合勝ちなし。だが、最後の吹田Sでは大量得点で指揮官の退任に花を添える。