J2レノファ山口FCは24日、来季の新監督として、日本サッカー協会で強化担当技術委員長などを務めた霜田正浩氏(50)が就任すると発表した。契約期間は1年。12月上旬までに会見が開かれる予定。

 霜田氏はクラブを通して「クラブの新しいチャレンジに、サポーターのみなさんの期待に応えるべく全力を尽くします」と誓った。ビジョンとして「レノファらしい躍動感あふれるサッカーをしたい。戦う選手の情熱が見ている人に伝わるような試合をしたい。と同時にJ2、3年目の若いチームだからこそ、クラブの基盤を作るためにさまざまなことをしなければならないと思っています」と定め「自分が今まで見て感じて経験してきたこと全てを全身全霊レノファに注ぐつもりです」と意気込んだ。

 霜田氏は東京や千葉でコーチを歴任。09年に日本協会入りし、代表監督選任に携わり、ハリルホジッチ監督招聘(しょうへい)の中心的役割を果たした。昨年で技術委員を退任し、今年7月からベルギー1部のシントトロイデンでコーチを務めている。