Jリーグは12日、東京・JFAハウスで理事会を行い、日本協会の田嶋幸三会長が提唱し、11月の理事会に出席するなどして訴えたシーズン制移行を拒否し「移行しないことを決定した」とした。

 田嶋会長は現行の春秋制から欧州主要リーグと同じ秋春制への、22年からの移行案を示していた。

 もともとJリーグ側には反対意見が根強く、8割の実行委員が反対していた。

 田嶋会長はJリーグの決断を受け入れると公言しており、日本サッカー界の長年の課題といえるシーズン制移行は、またも見送られることになる。