ベガルタ仙台のDF増嶋竜也(32)が今季限りで退団することが12日までに明らかになった。

 柏レイソルからの期限付き移籍が満了する増嶋は、今季20試合に先発出場し、11月のホーム大宮アルディージャ戦で移籍後初ゴールを決めるなど活躍。6試合の完封試合に絡むなどDF平岡康裕(31)、大岩一貴(28)とともに今季から採用された3-4-3システムで最終ラインの一翼を担った。8月には元女子バドミントン日本代表の玲子夫人(34)が第2子を出産し、モチベーションを高めていた。仙台は、増嶋のレンタルバック決定により、3バックの一角が最大の補強ポイントとなる。