浦和レッズは5位決定戦でアフリカ王者ウィダド・カサブランカ(モロッコ)を3-2で下し、賞金150万ドル(約1億7300万円)を獲得した。

 浦和はDFマウリシオの2発とMF柏木のゴールで今季最終戦を白星で飾った。10年ぶり2度目のアジア王者になる一方、好スタートを切ったリーグ戦で失速して7位。監督交代を経験するなど、酸いも甘いもあった17年だった。この試合でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたMF柏木も「春夏秋冬があった。しんどいこともあったけど、成長するために必要だった」と振り返った。堀監督の続投が決まっており、来季は仕切り直しの1年になる。柏木は「Jリーグでももっとやれる。毎年なにかタイトルが取れるチームになりたい」と言葉に力を込めた。