J2ロアッソ熊本は14日、元大宮アルディージャ監督の渋谷洋樹氏(51)が新監督に就任すると発表した。

 今季J2で21位に終わり、J3で優勝したブラウブリッツ秋田にJ2ライセンスがないためJ3降格は免れたが、シーズン終了後に池谷友良監督(55)が辞任していた。

 渋谷監督は14年8月から大宮の指揮を執ったが、16位でJ2降格。翌15年も続投しJ2優勝と1年でのJ1復帰を果たし16年は第1ステージ5位、第2ステージ6位と健闘したが、今季は開幕6連敗を喫するなど低迷し、5月に解任されていた。

 渋谷監督はクラブを通じ「サッカーで地域に感動と勇気を与えられるようなクラブを目指して、自分の力を全て出し切り、覚悟を持ってシーズンに臨みます。来季は1つでも上を目指すために、今シーズンの悔しさを絶対忘れることなく、常に前進し、どんな時も赤い魂を持ち続け、選手・スタッフ、そしてロアッソ熊本を応援してくださる皆様との絆を力に変え、ピッチで躍動し、勝利の喜びを共に分かち合いましょう」とコメントした。