J2ジェフユナイテッド千葉は18日、7月に名古屋グランパスから期限付き移籍していたMF矢田旭(26)を完全移籍で獲得したと発表した。

 矢田は千葉を通じて「このたび、完全移籍で加入することになりました。半年間ジェフでプレーさせていただき、チーム、スタジアムそしてファン、サポーターの皆さんのことが大好きになりました。そして、このクラブはJ1にいなければならないクラブだと強く感じました。来年こそは必ずJ1に昇格できるよう、全身全霊を懸けて勝利のためにプレーします」とコメントした。

 矢田は、明大から14年に名古屋に加入も、風間八宏監督が就任した今季は出場機会に恵まれず、14日にアビスパ福岡からの完全移籍が発表されたMF為田大貴(24)と同様、7月に千葉に期限付き移籍で加入。縦の鋭い突破で千葉の攻撃を活性化させ、17試合に出場し2得点を挙げ、7連勝でのJ1昇格プレーオフ進出に大きく貢献。サポーターの間でも、為田とともに完全移籍での加入を求める声が強かった。

 矢田は、千葉の悲願である18年のJ1昇格に向け、「選手、スタッフ、ファン、サポーター、そしてジェフ千葉を愛する皆さんが一丸となり、共に闘えば、必ずかなうはずです。これからも熱い応援をよろしくお願いします」とコメントした。