恒例の「ニッカン・フットボール・アウォーズ」番外編は、日刊スポーツのサッカー担当による順位予想の“答え合わせ”を反省とともにお届けします。

 J1リーグ順位と昇格3クラブを予想。16人が挑み、1~18位までのJ1順位では、たった4つしか当てられなかった記者が最多的中という体たらく。すべて外した記者が5人もいて、川崎フロンターレを優勝予想した記者は0人でした。

 大型補強で順位予想平均値が3番目だったFC東京が13位、同6番目だったサンフレッチェ広島の15位は大誤算。セレッソ大阪や北海道コンサドーレ札幌の頑張りが、結果をより一層複雑にしたようです。

 1シーズン制に戻った今季、動画配信のDAZNと結んだ10年2100億円超という巨額の放送権料が注目されましたが、やっぱりニッカン予想は当たらないんだ、ぞ~ん…。予想結果もさえなければ、締めのダジャレもありきたりでさえない、このありさま。

 優勝した川崎Fはシャーレ(優勝銀皿)に代わり“フロ(風呂)ンターレ”と引っかけ、人気グッズの風呂おけを掲げました。あのセンスと余裕こそ勝者の証し。王者を見習い、まずダジャレのセンスを磨いて、来るべき来季開幕前の予想に備えたいと思います。(おわり)

<担当記者の反省と謝罪…そして言い訳?!>

 八反(的中ゼロ) 取材で聞いた韓国代表の金民友選手の言葉が忘れられません。「サッカー何が起こるか分からない、ボールは丸いので」。こんな素晴らしい言葉を言い訳に…。本当に申し訳ありません。

 盧(最多的中4も鹿島をV予想) 優勝を当てないと意味がないし、恥ずかしい。真っ先に降格した新潟も3位に予想しているし…。

 岡崎(3つ的中もV予想の浦和は7位) 1年間浦和を追いかけ、サッカーは良くも悪くも想定外のことが多々起きることを実感しました。

 木下(的中ゼロ) 昨季は担当クラブ鹿島の年間V的中。調子に乗って大型補強の新担当・東京を過去最高3位予想も13位…。開幕前は主役だったのに…。