清水エスパルスMF河井陽介(28)と静岡朝日テレビ広瀬麻知子アナウンサー(30)が、大安の1月11日に婚姻届を提出していたことが分かった。清水が25日、河井のコメントを発表した。

 「このたび、私ごとではありますが、1月11日に静岡あさひテレビアナウンサーの広瀬麻知子さんと入籍いたしました。自分が怪我をして苦しい時、いつも明るく笑顔でいてくれる彼女に精神的に支えていただきました。これからは二人で支え合いながら、笑顔溢れる家庭を築いていきたいと思います。これからもお互い、より一層精進してまいりますので、あたたかく見守っていただければ幸いです」

 清水きっての人気選手と静岡県人気NO・1女性アナが夫婦になった。関係者によると、2人は知人の紹介で出会い、昨年4月から交際を開始。静岡市内の飲食店などでデートを重ねており、目撃情報も浮上していた。

 河井は静岡県藤枝市出身。藤枝東では、3年時にチームを全国高校サッカー選手権準優勝に貢献した。慶大では1年からレギュラーとして活躍し、12年、清水に入団した。クレバーで状況判断に優れたプレーが特徴で、2013年シーズンは背番号10を付けた。昨季は開幕戦で左アキレス腱(けん)を断裂するも、リーグ終盤に戦列復帰してチームのJ1残留に貢献した。日刊スポーツのインタビューでは「勝っている時の、アイスタの後半最後の雰囲気が好きですね。声援の後押しがすごいので」などとコメント。真面目でひたむきなキャラクターで、多くの清水サポーターに愛されされている。

 広瀬アナは、10年に静岡朝日テレビに入社以来、明るい天然キャラで人気を博し、県内外にも多くのファンがいる。進行役の「ピエール瀧のしょんないTV」(静岡では木曜深夜)は、県外14局でも放送。同番組がきっかけで、プラモデル作りが趣味になり、真剣に女子野球に取り組むなどしてきた。また、J1磐田の名波浩監督との共演を機に、サッカーのリフティングにはまり、練習を重ねた時期もあった。16年には、テレビ朝日系「アメトーーク」「Qさま」に出演している。

 妻として河井を支える広瀬アナは、今後も仕事を続ける。日刊スポーツのインタビューでは「タイミングが来たら、結婚して、子供も産めればいいなと。その中でもアナウンサーという仕事をうまくやっていければなと思います」と話していた。ある静岡朝日テレビ幹部も「広瀬が静岡に残ってくれることは、うちにとっても大きい。今後も家庭と両立しながら頑張ってほしい」と話し、2人の結婚を喜んでいる。

 なお、広瀬アナは、今日、静岡エリアで深夜0時35分放送の「ピエール瀧のしょんないTV」で河井との結婚を報告する。