アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場している柏レイソルが19日、天津権健(中国)を迎えてのホーム初戦の前日練習を柏市内で行った。練習は冒頭約15分が公開され、選手はボール回しなどを行って汗を流した。

 練習後に会見が行われ、下平隆宏監督(46)とFW伊東純也(24)が出席した。アウェーで迎えた大会初戦は全北現代に前半で2点を先制しながらも逆転負け。指揮官は「悔しい敗戦だった。戦術もそうだが、ACLではメンタルもすごく大きく(試合を)左右する。ホームでは絶対に負けられないという気持ちを全面に出して戦いたい」と意気込みを語った。

 24歳の伊東は昨年12月のE-1選手権で日本代表に選出されるなど、W杯ロシア大会を狙える存在。アピールの場にもなるACLの戦いが始まった中で「(代表を)意識はしているけど、まずは1試合1試合チームの勝利に貢献したい。右サイドで起点になって、チャンスを多く作れるよう頑張りたい」と話した。