18年にJ1に初挑戦する、V・ファーレン長崎の高田明社長(69)が、湘南とのJ1開幕戦に姿を見せ、サポーターに拡声器で「ファンの力で、J1になることが出来ました。J1の中でどこを目指すかは、皆さんの応援次第であると思っていますので、ぜひ力いっぱい仲良く元気に頑張りましょう!!」と力いっぱい呼び掛けた。

 高田社長は、試合開始1時間前の午後3時にスタジアムに入り、高木琢也監督(50)をはじめ選手、スタッフ1人1人と握手をかわいて激励した。そして、アウェー側スタンドのサポーターの元に歩み寄り「社長、お願いします!!」と依頼されると、拡声器を握った。

 高田社長 皆さん、本当にご苦労さまです。待ちに待って…(J1が)きましたね!! 湘南ベルマーレとの最初の戦いというのも、Jリーグも自動昇格した2チームということで当ててくれたんだと思う。本当に勝ち負け…非常に大事ですけど、今年のスローガンが「Challenge to the next DREAM(チャンレンジ・トゥ・ザ・ネクストドリーム)」ということで、正々堂々といきましょうということで。正々堂々の中に感動があると思う。

 高田社長は、サポーターから「ジャーパネット、ジャパネット 夢はジャパネットたかた」の大合唱を受けると、笑顔で手を大きく振って答えた。【村上幸将】