ガンバ大阪MF泉沢仁(26)が、ラジオパーソナリティーでタレントの山田真以(32)と結婚したことが8日、分かった。大宮時代にクラブ応援番組のリポーターを務めていた山田と知り合い、G大阪移籍後も愛を育んでいた。山田が2月に番組を卒業して大阪に引っ越し同居。文化放送「走れ!歌謡曲」の火曜を担当しているため、週に1度は上京する生活だ。山田は萩本欽一の「萩本企画」所属で、欽ちゃんにも結婚を報告し「いい時に、いい人に、いい話だ。よかったね」と祝福されたという。

 サッカーが2人の愛を深めた。山田は日本協会公認の指導者資格であるD級ライセンスを取得するほどのサッカー好きで、取材を通して話すうちに意気投合。遠距離恋愛中も仕事の合間を縫って大阪へ足を運び、初めての移籍で奮闘する泉沢を支えた。「仁くん」「真以ちゃん」と呼び合い、婚約指輪は高級宝飾ブランドのティファニー製だという。

 泉沢は移籍初年度だった昨季、独特のリズムで生み出すドリブルを武器に21試合出場で2得点。古巣の大宮戦でゴールするなど活躍した。今年のJ1開幕戦は途中出場ながら存在感を発揮。よき伴侶を得たことで、攻撃のキーマンとしてさらなる飛躍が期待される。

 ◆泉沢仁(いずみさわ・じん)1991年(平3)12月17日、千葉・浦安市生まれ。新潟ユースから阪南大に進学。13年のユニバーシアードロシア大会で3位。14年に大宮に入団し、17年にG大阪へ移籍。J1通算68試合5得点。165センチ、63キロ。

 ◆山田真以(やまだ・まい)1985年(昭60)4月5日、三重県生まれ。13年3月にNACK5「SPORTS SPECIAL」で大宮のスタジアムリポーターに就任し、今年2月まで続けた。趣味は水泳、シンクロ、新体操。162センチ、43キロ。