両チーム合わせて6枚のイエローカードが出された乱戦は、鹿島アントラーズに軍配が上がった。

 前半、ホームのサガン鳥栖はロングボールで応戦。だが、個人技に優れる鹿島が徐々に主導権を握った。そんな中、鹿島がワンチャンスを確実にものにする。前半14分、FW金崎夢生(29)が今季2号のミドルシュートをゴール左上に突き刺し先制した。

 鳥栖は猛攻に転じたもののシュートがゴールポストにはじかれるなど運がなかった。前半は鹿島ペースでそのまま終えると、後半も鹿島の流れだった。鳥栖は今季初黒星を喫した。