清水エスパルスMF金子翔太(22)のスーパーゴールで先制したが、ホームで痛み分けのドローに終わった。

 前半9分、DF松原后(21)が前線へ展開。FW北川航也(21)がダイレクトで出した横パスを金子が足元で受け、ゴール前約30メートルの位置から右足でシュートを放った。無回転シュートがゴール左上に決まり、金子はベンチで駆け寄った。ヤン・ヨンソン監督(57)とも抱き合い、先制点を喜びあった。

 自身初のJ1リーグ戦3戦連発で、清水のJ1ホーム通算650点目の節目弾。「(自分の)ファーストシュートだったので、枠に飛ばそうと思って打った。ボールにパワーをうまく伝えられた」。ヨンソン監督も「グレートゴール」と表現した。

 後半は仙台にボールを握られ、1失点。ホームでは昨年8月から勝利がなく、金子は「サポーターも望んでいると思うし、ホームで勝ちたい。(次節31日ホーム横浜戦へ)2週間でしっかり準備をしたい」と気持ちを切り替えていた。