川崎Fが首位に立った。後半20分、途中出場の大久保嘉人(35)が決勝点を奪い、1-0で勝利。リーグ戦19戦無敗とした。

 終盤は、名古屋が連続コーナーキックで川崎Fのゴールが脅かされたが、DF谷口彰悟の懸命なクリアで逃げ切った。鬼木達監督は「セットプレーでしたけどいい形で点がとれて、最後の連続のコーナーキックで隙を見せずに戦えたのは収穫になった」と話した。

 鬼木監督は、一昨季まで川崎Fの指揮を執っていた風間監督の下で5年間コーチを務め、17年から監督に就任。師弟対決の感想を問われると「注目されるのは自分たちにとって素晴らしいこと。そういう中で勝てたのはほっとしてます」と話していた。