前半は清水エスパルスが終始主導権を握った。

 前半18分、左サイドを崩すと、クロスを受けたMF金子が右足シュート。FC東京GK林が片手でセーブし、左ポストに直撃した。同27分にはMF竹内が右足ミドル。34分にも再び竹内が右足でゴールを狙った。受け身に回った東京はDF森重を中心にゴールを死守。互いに無得点のまま前半を折り返した。

 後半は東京が先制点を奪った。同14分、MF大森のスルーパスにFW永井が反応すると、左足でフワリと浮かせ、ネットを揺らした。1点を追う清水はFW鄭とFWデューク、MF白崎の攻撃的3選手を入れて同点を狙ったが、最後まで得点は奪えず。清水はリーグ3連敗。東京は2戦ぶりの白星を挙げた。