北海道コンサドーレ札幌はスコアレスドローで勝ち点1を手にした。

 前半のシュート数は4本に対し相手は7本。CKの数も1本に対し5本と、自陣でのプレー時間が長かった。それでもGKクが前半20分、浦和DF遠藤のシュートを好セーブするなど、無失点で折り返し。後半途中から3-4-2-1を3-5-2に布陣を変えてプレーした。終わってみればシュート数9本に対して13本と攻められたが、守り抜いた。

 昨夏までの古巣との対戦を終え、ミハイロ・ペトロビッチ監督(60)は「どちらもよく走り戦った試合だった」と振り返った。久しぶりの埼玉スタジアムでの采配に「もし私が若ければエモーショナルに感じたかもしれないけど、こうした経験を多くしているので、特別な感情はない。みなさんに会えたのはうれしかったけど、勝利を目指して戦えた」と話した。

 これで6試合連続負けなし。クラブのJ1最長を記録した。